身長がこれから何cmまで伸びるのか、気になるというあなた。
これからの身長を知る方法、身長がどこまで伸びるかを知る方法として「足のサイズから予測する」なんて方法があるようです。
足のサイズが大きい人はその分も身長も大きくなるとすれば、今、足のサイズが大きいのであれば将来もっと伸びる可能性はある?
果たしてこの足のサイズというのはどこまで関係がある話になるのでしょうか?
足のサイズとの関係について調べてみました。
目次
足のサイズが大きいと身長は高くなりやすい?
足のサイズを調べれば今後の身長がわかるのだということであれば、知りたいですよね。
確かに身長がかなり高い人の靴サイズを見てみると、かなり大きいサイズを履いているというようなことはよく見かけます。
身長が高い人=足のサイズも大きい人というのは感覚としてはそんなに間違った内容ではないように思えます。
これからどうなるのか、足のサイズが大きいのに身長が低いと希望をもっていいのかどうか、気になる方も多いようです。
中学2年生です。今の身長は154cmくらいしかありませんが、靴のサイズが26.5cmくらいあります。
これから身長はどれくらい伸びるのでしょうか?
今はクラスでは前から2番目の身長です。
このような質問も見かけました。
ざっくりとした答えとしては、足のサイズと身長については相関関係はあるはずです。
体が大きい人は身長も高いということで間違っているということはないでしょう。太っている等ではなく、純粋に体の構造として各体のパーツが大きいのであれば、全体としての身長も大きいのが自然であるからです。
ただ、このことがどこまでの相関性があって、どこまで信じていい話なのか、これが問題となってきますね。
偶然の範囲でいろいろなケースが発生するのか、ほとんど決まるのか、ここがわからないとどこまで参考にしていいのかもわかりません。
スポーツで高身長になる子どもを選ぶのに足のサイズを見る?
スポーツの分野で足のサイズを見て、高身長となる子どもを集めるというようなことは行われているようです。
バレーボールやバスケットボールというようなスポーツではどうしても身長が実力差になりやすいという要素があります。
昨今ではポジションによっては、そこまで大きくない選手、かなり小さいのにオリンピック級の活躍をする選手というのも出てきてはいます。
ただ、それをもって実力差と身長が関係ないとはとてもいえず、ポジションによっては身長があるということが最低条件というものもあります。
長期間トレーニングをしたにも関わらず身長のせいで、勝負にならないというのは非常に微妙な話になってしまいます。
普通に楽しむレベルのスポーツであれば、本人の自由ですし、身長をカバーするなんてことはいくらでもできると思いますが、プロレベルとして世界で勝負するような人材を見つけるために、将来の身長も考慮してスカウトするというのは決しておかしいことではありません。
スカウトする時点で身長と足のサイズも見ているという話がありました。
こうした話があると、どこまでとは言わなくてもある程度の相関性の指標があるということは言えるのかもしれません。
両親の身長から予測する?
このスポーツの高身長となる子をスカウトするという話では両親の身長もチェックするそうです。
両親の身長が高ければ子どもも身長が高くなる可能性が高い。
これは事実です。
身長に遺伝の影響があるということは間違いありません。
ただし、遺伝の影響というのが決して100%というわけではないのもポイントです。
この影響度がどのレベルなのかは諸説あるのですが、相当低い(2~3割程度)というようなものもあり、後天的に変動があるものであるともいえます。
実際のところ遺伝の影響もあるけれど、子どもは大人になるまでは親と一緒に過ごすことがほとんどなので、食事や生活リズム全般が自然と似てきて、高身長の親から生まれた子どもは自然とまた高身長になりやすいというような環境にいるとも考えられます。
両親の身長から子どもの身長を予測するというような身長予測の計算式も出ていたりするのですが、あくまで大体の予測でしかなく、実際のところは結構な変動があるようです。
完全に遺伝だけで決まってしまうとなると、兄弟間で全然身長が違っていたり、親の身長を大幅に超えたりするケース、逆に親よりも大幅に低くなるケースなどの説明がつかないということが起こってしまいます。
身長÷6.7の理論がある?
身長と足のサイズの関係について調べていると、「身長÷6.7=足のサイズ」というような理論があるようです。
世間一般の足のサイズだということですが、どうなのでしょうか。
単純に計算して見ますと男性平均を171cm、女性平均を158cmとして
身長171cmの男性
171cm÷6.7 = 25.52cm
身長158cmの女性
158cm÷6.7 = 23.58cm
となります。
なんとなく近いような感じがしますが、正確なのかどうかはなんともいえないですね。
男性の足のサイズで見てみるともう少し大きいのではないでしょうか?
25.5cmが一番多いとされていますが、次26.0cm、26.5cmが多く、単純に25.5cmを基準とした分布にはなっていないように思えます。
(日本で一番売れている靴のサイズは男性26.0cm、女性23.5cmという話もあります)
この身長÷6.7の理論も、平均身長を足のサイズで割った場合にどうなるかという数値でしかなく、平均としてはそうなるかもしれませんというだけです。
ここから身長が高くなる場合にどうなのか、低くなる場合にどうなのかというところがはっきりしないのでは、この理論が信用できるのかどうかということはわかりません。
身長に関しては完全な正規分布となっていて、背の高い人と背の低い人がほぼ同じ比率で存在しますが、足のサイズは必ずしもそうではなさそうということがわかります。
芸能人の身長と足のサイズの関係
個人の身長と足のサイズについての情報というのはそこまで正確性のあるものがありませんので、芸能人の身長と足のサイズで公表されているもので見てみたいと思います。
ネット上にある情報からチェックしてみますと
マツコ・デラックス 身長180cm 足のサイズ 29cm
速水もこみち 身長 186cm 足のサイズ 28cm
岡村隆史 身長 156cm 足のサイズ 24.5cm
ローラ 身長 165cm 足のサイズ 24.5cm
菜々緒 身長 172cm 足のサイズ 22.7cm
深田恭子 身長 163cm 足のサイズ 26.5cm
所ジョージ 身長 172cm 足のサイズ 29cm
この情報はあくまでネット上にあった情報です。
芸能人の本当の身長なんてわかりませんし、足のサイズの情報もわかりません。
公表数値と実際は違うということもあるかもしれませんし、あくまで参考程度にということ。
これを見ても、身長が高い人の方が足のサイズが大きい傾向がある、ということはわかりますが、あくまで傾向があるだけで、それだけで身長が決定するわけではなさそうだと思われますね。
靴のサイズと実際の足のサイズは一緒ではない
あなたの足のサイズは何cmですか?
と聞かれたときにほとんどの人は靴のサイズについて回答しているかと思います。
でも、実は実際の足のサイズと靴のサイズは結構異なったりするということは知っていますか?
本当にきちんと足のサイズを測る器具で調べてみると、思っていたよりも足のサイズが小さいということが起こるんです。
市販の靴のサイズはあくまでそのメーカーのサイズということで同じサイズでもメーカーによって全然サイズが違っていたりします。
しかも、よく考えてみると、そんなにぴったり靴と足を合わせて履いていないですよね?多少の隙間があったりするのは普通です。
また、縦の幅と横の幅の問題もあったりします。
足の形はみなさん一緒というわけではないので、縦は余っていても、横がいっぱいで苦しくてサイズを上げないと合わないということも起こります。
このような事情を考えると靴のサイズを答えたからといって、全然足のサイズなんて正確ではないということがわかります。
大体のサイズがわかればいいというのであれば、足のサイズが大きい方が身長が高くなりやすいということでそれまでになりますが、厳密な計算式等を当てはめたりすることを考えるには、相当正確性に欠けると言わざるをえません。
個人情報や倫理上の問題もある?
足のサイズと身長との関係を本当に解き明かしていくには、個人情報や倫理上の問題もあるのではないか?
このような意見も見かけました。
確かに何をもって個人情報とするか等はあるかとは思いますが、健康診断、身体測定で全員が計測するものではないとすると、なかなか幅広い情報収集が難しいものになってきます。
そして、そのことを身長と結びつけるというのは倫理上の問題もないとはいえないかもしれません。
足の大きさだけを見て、伸びないから〇〇の選手はあきらめてくださいというようなことは問題になりそうです。
足のサイズで〇cm以上の人だけを募集します等というのも、ちょっと問題になる可能性もありますよね。
ダイエットであれば、体重がいくら多かろうと本人の努力等でどうにかなる要素があるのに対して、足の大きさというのは、どうにかなるものではないでしょうし、身長との関連性を指摘されるのは微妙だという要素もあります。
今後も、これ以上の正確な情報というのは出てこないかもしれません。
足のサイズと身長はそこまで関係性はない
結局のところ足のサイズと身長との関係性はどこまであるのかということですが、さまざまな情報から考えると、相関性はあっても、あくまで全体の話であって、個別ではバラバラであり、そこまでの関係性はないといえるのではないでしょうか。
身近な例であったり、芸能人等の例で見ても、バラバラなものが多すぎるように思えます。
・甥っ子が28cmと足が大きいですが、子供の頃から身長は低かったので成長期には伸びるよ!と言っていましたが、結局170cmには届きませんでした。
・足のサイズは結構比例しないです。うちの子は高校生で身長は188cmあります。でも足のサイズは27.5cmで身長の割にはそこまで大きすぎるというわけでもありません。
・妹の旦那は身長が175cmですが、靴は29cmとかなり大きいものを履いています。
・横幅が他の人より大きめだったので靴が大きくないときつく感じていただけで実際の足のサイズは小さいことに気づきました。
・同じ180cmの知り合いも靴のサイズは全然違っています。
このような話が次々出てきてす。
全体を平均したら関連性があるような数値が出てきたとしても、個々でこれだけバラバラであれば、はっきりいって参考になりませんよね。
足のサイズが大きいからといってあまりにも伸びる希望をもって、そうならなくても微妙ですし、小さくても結構伸びることもあるのであれば余計な心配だったということもあります。
あまり足のサイズにこだわるということはやめた方がいいことなのかもしれません。
身長を伸ばすのであればしっかりとした対策を
子どもの身長の伸びが不安だということであれば、しっかりと伸ばすための対策をしていくべきです。
足の大きさが大きいから安心とか、そういったことはありません。逆に小さいからといってあきらめるというのもまた違う話になります。
身長は遺伝の影響がすべてではないということは判明しています。
後天的な要素としては、栄養・運動・睡眠というような要素が関わってきて、成長期にどれだけ伸びるかが変わってくるのです。
伸ばすチャンスがあるのであれば、しっかりとそのチャンスを活かすことを考えた方がいいのではないでしょうか。
悩んでいても、何もいいことはありませんし、中途半端に希望的観測をしていても何も変わることはないのです。
身長サプリメントを使うのもいい
身長に関して不安があって、これから真剣に伸ばしていきたいというのであれば身長を伸ばすサプリメントの利用を考えてみるというの一つの方法です。
というのも、個人ができることで、何か購入することでできるものというと、身長サプリメントくらいしかありません。
後はストレッチをしたり、睡眠の習慣を改善したりといった非常に地味なことの積み重ねになってきます。
今何か生活習慣に問題があったり、改善するようなことが思い当たるという場合は、少しでも伸ばすためにそれを実施していけばいいでしょう。
ただ、なかなかそう思い当たるものがなかったり、食生活が良くないなと思っても、具体的に改善しようがないということも多いはずです。
毎日そこまで時間があるわけでもなければ、そこまで食事にこだわるというのも無理があるという人もいるでしょう。
そういった人でもサプリメントを使えば栄養状態が改善されて伸び出すという可能性も出てくるかもしれません。
まとめ
ここでは、足のサイズと身長の関係についての情報を調べてみました。
結果としては関連性はあっても、個人差が大きく、今現在子どもの足のサイズが大きくても小さくても、それによって最終身長が決まるとはいえないということになります。
なんとなく大きい方が大きくなりやすくても個人差でそうならないのであれば意味がありません。
足のサイズで悩んだりするようであれば、気にすることはやめて身長を伸ばす対策の方を考えていった方がいいでしょう。
・身長を伸ばすのであればプラステンアップαのサプリメントもおすすめです。
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