子どもの身長が思うように伸びていなくてお母さんとして何か協力できるのことはないのでしょうか。
子ども自身が身長を伸ばしたいと悩んでいる場合もあれば、子どもは自覚はありませんがお母さんが心配しているということもあります。
何かをしようと思っても子どもの年齢等によってもできることも異なるかもしれません。
ここではお母さんとして子どもの身長を伸ばすために協力できることは何かということで書いてみます。
目次
子どもがなぜ伸びないのかを考えてみる
子どもの身長が思うように伸びていないという場合、親として、お母さんとしては何ができるか、いろいろと心配になることもあるかと思います。
まず、何故子どもが伸びていかないということを考えてみることが大事です。子どもの身長ということでまとめて話していますが、今何歳なのか、小さい子どもなのか成長期なのに伸びないのかで話は変わってくるでしょう。
伸びが悪い、伸びていかないということに関しては何かの原因が存在するはずです。
もし、小さい子どもの場合で病気というレベルで異常に伸びない場合にはホルモン治療が必要なとなる場合もあります。その場合は速やかに医師に相談すべきであり、インターネットで答えを探すようなものではありません。
おそらく大半の子どもの場合は、そこまで深刻だというものではありませんが、他の子どもと比べて背が低いということ、伸び率が悪くて身長順に並ぶと前の方になってしまうというようなものでしょう。
身長を伸ばすのに影響する大きなこととして遺伝・栄養・運動・睡眠というものがあります。
両親の身長がもともと低くて遺伝的に大きくなりにくいという子どももいるかもしれません。その場合も他の要素で大きくはなりますので対策をしていけば大丈夫です。
栄養・運動・睡眠というこれらの行動を見直しておけば、何か見落としているというもの、足りていないというものがわかるかもしれません。
子どもは自分で規則正しい生活ができるとは限らない
子どもがきちんと成長していくには規則正しい生活を送っているというのが大前提となっています。
朝きちんと起きて朝食をたくさん食べて日中は適度に運動して夜は早めに寝るということ。食生活は体に良い栄養があるものをたくさん食べるということ。
大人からしてみると、将来のためにも、成長していくためにきちんとした生活を送るようにと思っていても、子どもからするとそんなことは知りませんということになります。
ある程度の年齢になって、自分で身長を伸ばしたいと意識しているのであれば違うかもしれません。
そうでない子どもが自発的に早寝早起きをして健康のために良い生活をして、と期待する方が間違っています。子どもは楽しいことがあればいくらでも起きているでしょうし、黙っていて大変なことをやるということはありません。
ある程度は親が管理したり、管理と言わなくても協力していかないといけないのかなとは思います。
食生活の見直し
基本的なところとして食生活が乱れていて、栄養バランスが崩れていて身長がうまく伸びていっていないということはあるかもしれません。
身長を伸ばすには栄養バランスをとるということ、そして特にたんぱく質を多くするということが大事です。
たんぱく質は大豆、卵や肉料理に多く含まれています。
だからといって毎日肉ばかりだと、今度はカロリー面の心配も出てきたりするのが難しいところです。
栄養バランスを考えた食事をつくるのは大変です。ついつい同じものばかりになってしまう、あまり自信がないという場合は、献立をいきあたりばったりではなく、あらかじめ考えておくというのもいいでしょう。
事前に考えておけばバリエーションが増えて、栄養バランスにも自然と目がいくようになってきます。
運動の見直し
子どもの運動も身長を伸ばすために重要です。
運動をすることによって成長ホルモンの分泌が活発化するということもありますし、食事の消化であったり、適度に疲れて、夜深く眠るためにも一定の運動は必要となってくるでしょう。
黙っていても元気に外で遊んでくる子どももいれば、そうでない子どももいます。
大きくなってくると、その差も顕著になってきます。あまりにもインドア系で家に引き込もってゲームばかりやっているというのはやはりよくはありませんん。
運動は決して激しいものを求められているわけではありません。軽い運動でいいのでもし何もやっていないのであればやるように働きかけてみるのもいいでしょう。
筋トレは身長は伸びないという話は?
運動をするといっても筋トレは危険というような話を聞いたことはありませんか?
成長期に筋トレをやりすると身長が伸びないという話は昔から聞かれています。
そのためあまり子どもにトレーニングをさせたがらないという方もいるかもしれません。
この筋トレについては、実は相当な過剰なレベルでやらなければ身長に悪い影響を及ぼすということはありません。
具体的には器具を使ったようなトレーニングで負荷を大幅に加えるのはあまりよくないということです。
自重トレーニングということで自分の体だけで行う筋トレレベルを警戒する必要性はないでしょう。
本当にプロスポーツ選手並みのきつい筋トレをやるということであれば指導者なしにやることは望ましくないですし、成長に悪影響ということもあります。
ですが、一般レベルの筋トレであれば成長にとってはむしろ良い影響があると考えられます。
筋トレばかりをやる必要はありませんが、やることに関して拒否するようなものもないということを覚えておきましょう。
睡眠の見直し
睡眠は身長を伸ばすのにかなり重要な要素であるといえます。
寝ている間に身長が伸びるというのはよくいわれています。
実際に睡眠中に成長ホルモンが多く分泌されるというような結果も出ています。
引用:子供の身長を伸ばすためにできること 著者:額田成
子どもの身長を伸ばしていくには朝早くおきて、夜も早くしっかりとたくさん眠ることが大事です。
子どもの場合、その子どもの年齢にもよりますが、言わないといつまでも起きているということもありえます。
また、大人の生活に合わせて生活してしまって子どもは本来寝る時間にも関わらず起きつづけてしまい、身長が伸びなくなってしまうということも起こっています。
最低でも8時間の睡眠をとるということ。
小学生であればさらにもっと多くの睡眠時間を必要とします。
この睡眠時間を確保するのは結構大変なことです。
朝起きる時間を変えることは難しいので、夜どれだけ早く寝るかということになり、この点はお母さんがしっかりと見て声かけをするくらいでないと、気がつくと遅くなってしまうというこにもなってしまうのかなと思われます。
寝る前にブルーライトを浴びない生活に
寝る前に気をつけたいのはブルーライトをなるべく浴びないような生活にするということです。
ブルーライトは画面から発せられる光でPC、スマホ、TV、タブレット等から出てくるものになります。
このブルーライトを浴びると脳が覚醒しやすくなって、布団に入ってもそこからなかなか寝付けない、寝ても眠りが浅いということにもつながってきます。
眠る前にブルーライトを浴びない生活をするといっても現代ではそれはかなり難しくなってきています。
注意するのは特に子どものスマホです。やろうと思えばいくらでも、夜中であってもゲームや動画を見れてしまいます。
なかなか夜は画面を見ないで読書等をしてといっても難しい部分がありますが、スマホやタブレット等の近距離でのブルーライトを浴びるということ。もし睡眠に問題があるということであればこのことはやめた方がいいかもしれません。
どんどん日常の中にIT機器が浸透していますが、それらの成長に関する影響というのはあまり観察されていないようにも思えます。
スマホで調べものをしたりするのはいいですが、あまりに過剰にはまっているようなことがあれば注意した方がいいでしょう。
無理なく毎日を過ごせているのか
睡眠時間の改善や早寝早起きに変えていくということ。
また日々の生活を健康的なものに変えていくということ。
身長を伸ばすためには日常生活を少しずつ地道に変えていくしかありません。
もし何かの都合があって変えられない。これ以上睡眠時間を増やせないとか、食べる時間がないとか、運動する時間がないという場合、それは本当に無理なく毎日を過ごせているのかを見直すときなのかもしれません。
毎日のスケジュールをきちんと見直してみることが大事です。
見直してみて、どう考えても体が無理をしているというようなことがあれば、それは何かをやめなければいけません。
また見直してみると、実はかなり無駄な時間を過ごしていたことに気づいたりもするはずです。
大抵の人であればあらためてスケジュールを見てみると、睡眠時間を削らなければいけないほど大変なことなんてなくて、生活をきちんとすれば改善できるはずです。
勉強等が忙しいなんていっても、本当にそこまで必要なのかということ、また何か時間を捻出する方法を考えてみると何かが出てきたりするものです。
だらだらしていた時間が30分あって、それを見直すだけでも、寝る時間が早まるのであれば無理がない範囲でやってみてもいいのではないでしょうか。
サプリメントは必要なの?
身長を伸ばすサプリメントというのもよくネット上で見かけます。
このサイトでも身長を伸ばすサプリメントというのは紹介しています。
身長を伸ばすサプリメントは必要なのかどうか、ということですが順調に身長が伸びている人には必要というものではありません。
ただなかなか伸び悩んでいるという人で、普段の栄養にあまり自信がないという人にとっては良いものとなる可能性が高いです。
何が原因で身長の伸びの足を引っ張っているのかということにもよってきますが、そこまで完璧な栄養状態になっている現代人は多くないはずです。
最適な栄養状態を目指せるのあればサプリメントは役に立つものになるでしょう。
サプリメント購入のためにパートをする?
サプリメントを購入したいけど、なかなか価格が高いからそのためにパートをしなくてはいけない。
そんな家計事情の話を見かけました。
もしそこまでの場合、そんなことまではしなくてもいいと考えます。
※医師のもとに行う成長ホルモン治療の場合はかなり高額になることもあります。
余裕がある人だけというわけにはいかないかもしれませんが、無理をしてまで購入するものでもありません。
身長を伸ばすサプリメントは全部が全部高額なものではありませんし安いものもあります。
年齢によっては無理をしなくてもいいですし、安いものというものもあります。
ギリギリの状態でサプリメントを購入するくらいであればまず日々の生活を見直していった方がいいでしょう。
安めのサプリメントということで探すと小さな子ども向きになりますがノビルン等は安めですね。2回目以降でも3,000円を超えないのでこうしたものから始めてみるのもいいかもしれません。
カルシウムサプリを飲んでおけばOK?
身長を伸ばすということを目的としたサプリと聞くと、カルシウムをたくさんとっていればいいのではということを考える人も多いようです。
実際のところ、カルシウムは骨を太くする効果はあっても、伸ばす効果があるわけではなく、カルシウムをたくさんとったからといって身長が伸びるというわけではないことがわかっています。
必要栄養素の一つではありますが、それだけで伸びるというわけではないということです。
ついついカルシウム単体サプリメントを買いたくなるところですが、中途半端にサプリメントを買い集めるのであれば身長を伸ばすサプリメントの専門のものを購入した方がいいのかもしれません。
健康管理と毎日を楽しく過ごすこと
子どもの身長が気になる場合、お母さんの立場でできることは日々の健康管理と毎日を楽しく過ごせているかどうかを見るということです。
何か無茶な生活をしているということであればそれを見直していくということです。
また子どもが毎日を楽しく過ごせているかも大事です。ストレスが多すぎると身長の伸びに影響が出るとされています。
ある程度のストレスは学校生活を送る上では必ず出てくるものになってきますが、程度を超えると体にとってもマイナス作用を及ぼします。
これが知らず知らずのうちに体にダメージというのは意外とあるものです。子ども自身のことではあるといっても、ある程度は話を聞いたり、様子を伺ってフォローするところはフォローしなければいけないのかなとは思います。
まとめ
ここではお母さんが子どもの身長のために協力できることとして、身長を伸ばすのに大切なことをあげてみました。
子どもの生活は自分自身でというところももちろんありますが、細かい部分に関してはお母さんがしっかりと見なければいけないところもあります。
特に子ども自体があまり自覚を持たずに不健康な生活をしていたり、何かストレスをかかえていたり、あるいはダラダラと過ごしすぎていたりというようなこともあります。
子どものときにしっかりとした生活を送っていけば身長も最大限伸ばすことができるようになりますし、健康面や生活面等でも良い影響はあると思います。
問題を見通すことがないようにいろいろと振り返ってみましょう。
・身長を伸ばすのであればプラステンアップαのサプリメントもおすすめです。
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