子供の過剰な筋トレは身長が伸びなくなる?筋トレと成長の関係は?

 

子供が体育や部活動で活発に運動するようになると、筋トレをすることも出てくるかと思います。

ここで気になることとして、「筋トレをすると身長が伸びなくなる」という話があります。あなたも学生時代にそんな話を聞いたことがありませんでしたか?

筋トレで身長が伸びなくなるというのは本当なのか、嘘なのか。
実態を調べてみました。

筋トレをすると身長が伸びないと言われている理由

筋トレをすると身長が伸びないとされる理由、これを知っている人はいますか?
なんとなく伸びないという話を聞いても、なぜ伸びないのかという理由、その根拠までという話まで知っている人は少ないかもしれません。

それもそのはず、根拠としてははっきりとしないものが多いのです。
筋トレは体に負荷をかける=ダメージを与えるというものになるので、身長が伸びない、としても本当にそうなのかはよくわかりません。

筋肉をつける方に体が動くと身長が伸びなくなるというような理屈もあるようですが、実際にそうなのかは定かではありません。

なんとなく根拠があいまいなまま多くの人に信じられているのが筋トレ=身長が伸びない理論なのです。

体操選手の身長が低い理由は筋トレのしすぎなのか?

筋トレが体に悪い、身長が伸びなくなるという理屈が出てくるものの原因としては、体操選手の身長が低いということもよく出てきます。

体操選手は平均よりもかなり身長が低い選手が多いです。似たような競技としては重量上げもあまり背の高い選手がいるというようなイメージがありません。

これらの選手が身長が低い理由は、小さいときから筋トレをしていて、その影響で身長が伸びなくなってしまっているのだということが一般的に言われていたりします。

このことが本当なのかどうか、実ははっきりとした医学的根拠はありません。

・筋トレをしていたから身長が伸びなかったのか

・体操の競技の練習が身長を伸ばすのによくないのか

・競技の特性上身長が低い人が有利でその人だけが残ったのか

・オリンピックレベルのハードな負荷の場合にのみ身長に影響するのか

このような論点があり、何が正しいかは明らかにはなっていません。
単純に筋トレをしたから身長が伸びないとは限らないのです。

バスケットボールのスポーツをするのに、プロレベルで身長が低いと著しく不利になるということは常識的にわかることです。(一部ポジションにより例外もいますが)

体操選手というのも身長が高いと不利になる要素があり、結果的に生き残っているのが身長が低めの人だけになっていて、実際には筋トレとは何の因果関係もない可能性もあるのではないでしょうか。

筋トレをすると身長が伸びないというのは嘘

筋トレをすると身長が伸びなくなるのかどうか。
これは間違いです。

少なくとも通常の範囲で筋トレをすることが身長を伸びなくするというような事実はありません。

その理由は、筋トレをすることによって成長ホルモンが分泌されてることが明らかになっているからです。

身長を伸ばすのに必要なことは、栄養、運動、睡眠と言われています。
この運動には筋トレも含まれ、体を動かすこと、筋肉を鍛えることによって成長ホルモンは分泌されるのです。

成長ホルモンが分泌されるということは、それだけ身長も伸びていくということ。

医学的にみると、筋トレをすると身長が伸びないどころかむしろ身長を伸ばす役割を持つということになります。

参考)山本義徳 筋トレプログラム
筋トレをすると身長が伸びなくなるというのは本当?

関節に負担をかけるような筋トレはNG

筋トレをすること自体は問題なく、むしろ成長ホルモンの分泌を促進し、身長を伸ばすことにもつながるということを言いました。

ただし、関節部分に大きな負担がかかるような筋トレはおすすめしません。

ここが筋トレをすると身長が伸びない説が出てくる要因にもなり微妙なところでもあるのですが、関節に極度な負担がかかるような筋トレ、ヒザ・腰部分を痛めるようなトレーニングについては、骨の成長にまでダメージを与える可能性があります。

疲れなければ筋トレではない、楽にできてしまっては意味がないという考えもありますが、そういったレベルではなく、体や関節を痛めてしまうレベルの筋トレということです。

科学的な筋トレ理論に基づく筋トレではなく、根性論で行うようなトレーニング、きちんとした指導者のいない部活動での根拠のない筋トレで度が過ぎたものになってくると怪しいというものになるのでしょうか。

もっとも部活動としても、基本は競技で良い成果を出す、試合で勝つ等を目的としているため、過剰レベルの筋トレを成長期に行うということは考えにくいでしょう。

筋トレは必要ですが、あくまで良い成績を残すのであれば、筋トレではなく、そのスポーツの練習を行うべきなのです。

過度な筋トレはNG

関節に過度な負担がかかる筋トレはNGですが、関節だけではなくても、過度な筋トレを成長期にやることはおすすめはしないです。

運動によって成長ホルモンは多く出るものになりますが、それは筋トレである必要はなく通常の運動でいいのです。

筋トレの目的は筋肉をつけるということであり、極度に疲労させるようなものではありません。

成長期の筋トレ・子供の筋トレといっても、それがいつの時期なのかということがあります。

小学生と高校生では筋肉の付き方は全く異なってきます。高校生くらいになると身長の伸びも止まりだす代わりに筋肉がつきやすくなってきます。

まだ体が成長しないうち、成長途中のうちに、筋トレをしすぎても筋肉も肥大しにくく、その効果は得られにくいのです。

軽いストレッチの延長であるような筋トレであればいいですが、あまりに本格的な筋トレを行う場合は、専門家の意見を聞いた方がいいでしょう。

ストレスによって身長が伸びなくなる可能性もある

身長を伸ばすのにストレスを過剰に受けるのはよくないという話があります。

大変なストレスを受けることに心が早く成熟してしまい、それに伴って体の成長も止まってしまうとも言われています。

ストレスが体調等に影響すること今では常識になってきていますし、身長に影響があっても何もおかしくはないですよね。

バレーボール選手の話で、小学校時代に全国大会に衆生していたチームよりも、小学校時代に全国大会には出場していないチームの方が平均身長が高かったというものがあります。

これはハードなトレーニングをしすぎたので身長が伸びなかった、という結論ではなく、小学校時代からストレスを多く受け続けてきたので、その結果身長の伸びに影響が出てしまったということだそうです。

いくら身長を伸ばすと言われているスポーツであっても、小さい頃から厳しい練習をしすぎた結果、身長の伸びとしては微妙な結果になることもあるということです。

今ではスポーツもメンタル管理も含まれていますし、時代も変わっていきますので厳しい練習=即NGというわけではありませんが、ストレスのコントロールというのも真剣に考えていかないといけません。

ストレスが子供の身長に悪影響を与え伸びなくなる可能性がある

2019年11月11日

スポーツの負荷にとって身長の伸びは変わる?

子供時代に行うスポーツによって身長の伸びは変わってくるのでしょうか。

これは、身長が高い人がそのスポーツで有利になるため生き残ったという説もあるため、そのスポーツをやったからといって絶対に身長が伸びると保証できるものではありません。

ただそれでも成長ホルモンの分泌ということから考えると、特定のスポーツを行うことは有利であると考えられる部分があります。

バスケットボールやバレーボールで身長は伸びる?

バスケットボールやバレーボール、これが身長を伸ばすのに有利なスポーツだと言われています。

確かにこのスポーツを見ると、選手はみんな身長の高い人ばかりです。身長が高くない人にもできるポジションというものはありますが、全体的に見て身長の高さと有利性は明らかに関係があります。

なぜバスケットボールやバレーボールで身長が伸びるのかというと、縦の運動の刺激が身長に良い影響を与えているからです。

運動は成長ホルモンを促進しますが、さらにジャンプするような運動を頻繁に行うことによって体が縦に伸びることを推進していくというものです。

縦の刺激を行えばいいということなので、必ずしもバレーボールやバスケットボールではなくても大丈夫です。

縄跳び等でも飛ぶことは変わりなく、身長を伸ばすのに良い影響があると言われています。

マラソンは身長を伸ばすには良くないかもしれない

身長を伸ばすのによくないスポーツとして、マラソンがダメという話がありました。

ジョギングは完全に縦方向とは違いますが、脚を使って進んでいくことで身長を伸ばすのに良いと言われています。ではなぜ同じような種目のマラソンはダメなのでしょうか。

これは、マラソンがあまりにも疲労感が大きく、体のエネルギーを奪ってしまうため、栄養補給を上手くしていかないと成長エネルギーまで奪ってしまうというようなことが原因となっているようです。

走ることはいいのですが、本当に成長期のうちから本来走れる距離以上の距離を走る、過剰なトレーニングをしてしまった場合、かつ適切な栄養管理ができていない場合に限られるかなと考えられます。

マラソンランナーも競技で良い結果を出すために体を限界まで絞ったりしていきます。こういう部分も危ないかもしれないということです。

もっとも高校生くらいになると体も出来上がってきますし、長距離であっても問題なく走り体力も維持できるでしょう。

こうした体の管理がデリケートなスポーツは、良い指導者無しに無茶なトレーニングをしないことが大事です。

成長期の筋トレには気をつけること

成長期に筋トレをするということは、なかなか難しい部分があります。
スポーツをする上で筋肉が重要であり、ハードなトレーニングをする人も多いかもしれません。

筋肉をつけたいと思っても、まだ体が成長期で縦にどんどん伸びているという状態では、そこまでのがっちりとした筋肉はつきにくいものです。

全く筋トレをするなということではなく、適切なレベルにおさえておくということです。
特にスポーツで自分のレベルを上げていきたいのであれば、筋トレをするよりも実際に良い人のプレー、プロの選手のプレーを真似てテクニックを磨いていくということが大事です。

体づくりは身長が伸びきってきてからでも十分なのです。

筋トレと身長についてのまとめ

ここでは筋トレを身長の関係について説明しました。

筋トレをしすぎると身長が伸びなくなるという噂は昔からありますが、これは嘘であり、実際には筋トレをするとむしろ身長は伸びる傾向にあります。

ですが、何でも適正範囲というものがあり、あまりに過剰な筋トレであったり、成長軟骨をつぶしてしまうような重い負荷をかけるような筋トレ、こうしたものは避けるべきです。

運動による刺激を与えることが身長を伸ばすのに有効であり、体を痛めつけすぎるということは身長を伸ばすことにはマイナスになってしまいます。

本気で何かのスポーツに打ち込んでいて、そのために筋トレをかなりのハイレベルで行うという場合は、事前にトレーナー、指導者に相談することをおすすめします。

全く無知のまま負荷だけを上げて体が悲鳴を上げるということを避けなければいけません。

筋トレによって身長に悪い影響があるかもしれないというのはあくまでハードすぎる筋トレをしているという場合であり、一般的な部活動レベルの中で、練習の一環として筋トレがあるというくらいでは悪い影響はないでしょう。

筋トレは適度なレベルということで続け、なるべく活発に運動しつつ、しっかりとごはんを食べてエネルギーを蓄積し、よく眠って疲れをとる。

体の健康サイクルを保つようにして、身長を伸ばやすい環境をつくるようにしていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です