スマホやパソコンを使うと身長が伸びない?睡眠に悪影響もある?

身長を伸ばしていきたいのにやってはいけないことというのはあるのでしょうか?

スマホやパソコン(PC)は現代人は当たり前に日々使っています。
ただこういった機器の使用は脳に良いのかどうか、健康に良いのかどうか等が話題になることもあります。

子供の成長、身長を伸ばしていくということに対してスマホ、パソコンはどのような影響があるのでしょうか。
あまり積極的に子供に使わせてはいけないものなのでしょうか。

ここでスマホ、パソコンに関する情報を整理してみます。

スマホやパソコンを使うと身長が伸びないとする理由は?

スマホやパソコン、この2つの中間のタブレットも含めて、子供の成長にいいのかどうか、これは議論が分かれるところになります。

子供の成長といっても、身長を伸ばすというような肉体面の成長と脳への影響といった精神面での影響がありますね。

脳への問題ということは良し悪しがあるかと思いますが、身長に関しては一見関係ないように思えます。何か食べ物を食べたり、運動したりするものではなく、スマホやパソコンを見ることで身長が上下するというのは想像しにくいです。

ですが、スマホやパソコンは身長には良くないという人もいます。

おそらくこれは、単純に画面を見ているからとか、そのコンテンツがとかよくないとか、そういった話ではなく、スマホやパソコンを利用することによって生活リズムが乱れていって不健康になり、その結果身長が伸びなくなるということを言いたいのではと思われます。

インターネット利用状況はどうなっているの?

スマホやパソコンとなると、実際に使っているのはインターネットですね。
ローカル作業もできますが、おそらく子供達が使うのはインターネットがメインでしょう。

内閣府が行っているインターネット利用環境実態調査があります。

このデータを見ると、スマホ・タブレットの利用率がかなり高く出ています。
インターネットができるのでスマホ・タブレットで済んでパソコンは利用しないようですね。

表にありませんがインターネット利用者のうちスマホが62.8%であるのに対し、パソコンはノート17.1%、デスクトップ6.6%と主要機器からは外れてしまっています。

特にクリエーターでない限りはパソコンまで使う必要がないのかもしれません。

表に話を戻すと、スマホ利用率で小学生で34.8%、中学生で62.6%、高校生で93.4%という数字になっています。

平成30年のデータということですが、今現在だとさらに進んでそうですね。
本当に小学生で3割強、中学生で6割で済んでいるのかというのが怪しく思えてきます。

個人では所有していないというだけで、なんらかの方法でネットは見てそうですよね。家庭による差はあるといっても、スマホが完全にない子供の養育世帯というのもかなり少なくなっているのではと想像できます。

引用)平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 内閣府
https://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/h30/net-jittai/pdf/sokuhou.pdf

低年齢層でもかなり多くの時間ネットを見ている?

小学生であっても、スマホの所持は分かれるとしてもインターネットの利用はかなりの人が行っていることがわかりました。

実際には小学生どころか、親のスマホやタブレットを子供に見せるということはかなり小さな子供から行われています。

子供向けの番組やアプリであったり、youtubeであったりとその光景はもう日常的なものとなりました。

ここまで見られている、当たり前にスマホ・タブレット・パソコンが普及している現在において、健康に悪いから見るなといっても、もうそれは通用しない時代になっています。

ここまでの人がスマホ等でのインターネットに触れているということは、身長の伸びということに関しても、普通に使っている分には問題は起こらなさそうとも見ることはできるのかもしれません。

夜更かしによる問題

スマホ、パソコンによる問題というのは、さまざまなものが考えられますが、身長を伸ばすのに悪影響を及ぼすというものになってくると考えられるのが夜更かし問題です。

夜更かしをして睡眠時間が減ってしまうと、その分成長ホルモンが出る時間が減ってしまい、身長が伸びないままになってしまうというリスクがあります。

成長ホルモンは眠っている間に多く分泌されることはわかっていますので、どれだけしっかり栄養のあるものを食べていたとしても、健康的な生活を送っていたとしても夜更かしだけで台無しになってしまうかもしれないのです。

これはスマホだから、パソコンだからいけないということではなくて、スマホを夜遅くまで見た結果、睡眠不足になりやすいということです。

テレビでも根本は一緒だということです。テレビだと録画でない限りはリアルタイムなので時間が限られていますし、夜遅くに子供向きの番組はそんなにやらないというところがあります。

スマホだといくらでも自分の好きなだけネットを見ることができますし、自分でやめない限り本当にずっと続けられてしまいます。

ネットではなくても、LINEで相手とやりとりがずっと夜中まで続くなんてこともあるかもしれません。

夜更かしによるメラトニン分泌抑制問題

夜更かしについてはもう一つメラトニンの分泌抑制問題があります。
このメラトニンについては、こちらの睡眠と身長の関係の記事でも書いていますが、夜更かしをしていて、光を浴びてしまうとこの成分の分泌が抑制されてしまうのです。

メラトニン分泌が抑えられると、第二次性徴が早く始まってしまい、体が早く成熟してしまうということが起こります。

この成熟が、身長が伸びないまま、体だけが大人の体になってしまい、そこで身長が止まってしまうものになるのです。
大人になったということで、もう成長も止まってしまうのです。

身長を伸ばすには、実はなるべく第二次性徴を遅らせ、子供のままでいた方がいいということになるのです。

早く大人になりたいなんて思う人もいるかもしれませんが、身長のことを考えるのであれば全く逆だということなんですね。

睡眠時間が長いと身長はよく伸びるのか?睡眠と身長の関係について

2019年12月2日

睡眠不足が思春期を早めている?

ここでお話しした、夜更かし成長ホルモンとメラトニンの分泌の話とはまた別で、「睡眠不足自体が思春期を早めている」という説もあります。

これは原因はわかっていませんが、睡眠が影響して思春期が昔より早まってきているという話です。

欧米の人と比べて日本人は身長が低い傾向にありますが、睡眠時間も欧米の人よりも日本人が短い傾向があり、これが影響しているのではという話もあります。

確かに睡眠時間は少なくなっているというか、夜の時間に子供が行動することが当たり前になりすぎていて、必然的に睡眠時間も減っているというようなイメージがあります。

昔は子供は早く寝なさいというような雰囲気がありましたが、今はかなり変わってきているように思えます。

たくさん寝ればいいというわけではない

睡眠不足がいろいろな問題を起こすので、睡眠時間を増やせばいいということになりますが、ただたくさん寝ればいいのかというと、それだけではありません。

もちろん睡眠時間が少ないより多い方がいいのですが、浅い眠りではなく、深く眠る必要があります。

深い眠りのときに大きく成長ホルモンが分泌されることが確認できています。

なかなか自分で眠りの深さをコントロールすることは難しいのですが、危ないと言われているのが、寝る前のスマホ、パソコン等です。

明るいディスプレイの光を浴びることが眠りを浅くする要因とされています。寝る前ギリギリまで画面を見ることなく、寝る1時間前くらいは見るのをやめるのが良い方法だと言えます。

ただ今では寝る直前までスマホでやりとりをしたり、布団の中まで持ち込むのがむしろ標準となっているような感じはあります。

スマホにもないとモードのようなものができて目の負担を和らげるような動きは出ていますが、大人ならまだしも子供が寝る直前までというのはやはり避けたいものです。

ネットには勉強面での良い効果もある

スマホやパソコン、タブレットでインターネットを見ることが、健康や身長に悪いというような話が出てきがちですが、ネットを見るということは勉強面での良い効果もあるというのも事実です。

ネットで自分で調べるクセがつくということ、なんでもまずは自分で調べるということは大切です。

基本的に今まで本等でしか触れることができなかった情報をもっと広く深くネットで手にいれることができます。

今では子供向けコンテンツや勉強コンテンツも多く出てきていて、ネットで勉強した方がわかりやすかったり、動画で学校や塾に行かなくても同レベル以上の勉強ができたりすることもあります。

大人になるまでネットの世界のことを何もしらないのでは情報社会に取り残されてしまうかもしれません。もっとも学校側でもすでにパソコンを教育に取り入れてきていますので、ネットに触れること自体は今や必然というような状態になっているのでしょう。

社会性への影響はわからない

スマホ・パソコンを小さい頃から使っているというのが他に悪影響があるのかどうなのか。ここについては、実際のところはわからないというところがあります。

まだスマホが普及してからそこまでの時間は経っていませんし、小さな子供までが見るようになったのは、本当に最近10年もないくらいのことでしょう。

これから大きく成長したときに何か今までの子供時代にスマホ等を触ってこなかった世代とは違うことが起こるかもしれません。

それは良い面もあれば悪い面もあるかもしれません。あまりにネットの世界に早い段階で入ると対人面での悪い影響が出るのではというような指摘もあったりします。

なんでもネットでないとダメで直接人と会って話ができない、これだと社会人になると困ってしまいますね。
ただ、これがどうなるかというのは未知数で絶対にこうだとはいえない話です。

大人向けコンテンツを制限すれば済む問題ではない?

子供にスマホを持たせたり、使用するのは問題があるということで、大人向けコンテンツを制限するような動きはあります。

子供はなんでもアクセスしてしまいますし、あまりに早い段階から大人向けコンテンツであったり、情報が不確かなサイトや、健全でないサイトへアクセスするというのは好ましくない面も多いですし、制限することはありだとは思います。

ただ、この健康面や身長、他にも社会性の問題等については大人向けコンテンツという話では解決しません。

LINEで夜中まで友達とやりとりするだけでも体への影響があるとなれば、コンテンツ制限とはもはや無関係です。
どういうように利用を促すか、制限するかが難しいところです。

遊びが機器の利用にかたよらないようにする

身長を伸ばすという話とは離れますが、子供の社会性のような部分を育てるということを考えた場合、遊びも勉強もスマホ、タブレット、パソコンといった機器だけに集中しないようにした方がいいかもしれません。

便利ですし、有用な情報があるということはわかりますが、本当にこの方法、流れだけでいった場合に大丈夫なのかについては判断できない部分があります。

全く取り入れないというのはもはやナンセンスな話となってきますので、それだけではなく、別の方法でも遊びでも勉強でもしっかりとコミュニケーションができるという状態にしておきたいものです。

本当の身長への影響はわからない

スマホ、パソコンの使用が過剰化していくことが身長に対して悪影響があるのかどうか、夜寝るときだけ気をつけておけばOKなのかということについては、本当にどうかは現時点ではわかりません。

それぞれの研究者や教育者がいろいろな説を上げているだけで、今現在決定的なものは出ていません。

まわりと同じであればよいとする考えも

もしスマホやパソコンを見ることで身長に影響があったとしても、それは日本人全員が同じだということです。

今若者の身長の伸びは止まってきていて、むしろ縮んできているということが言われてきていますが、全員が小さくなっていくのであれば、相対的に見ればそれが標準で問題ないというものにもなります。

海外とは違っていても、それは文化の違いもありますし、そこまで気にすることもないというのも一つの考え方でしょう。

早く眠ることで一定リスクは回避

スマホ、パソコン利用による身長への悪影響ということで、明らかなものとしては睡眠への影響があります。

これは遅い時間にディスプレイを見たり、夜更かしをすることで身長への悪影響が出るという話です。

日中のスマホ、パソコン使用は気にすることなく、寝る前の時間の使用を考え、早く眠ることで一定のリスク回避はできます。

これが現実的な方法で、特に身長の伸びに悩んでいるような状態で自ら伸びに悪い夜更かしをしないことです。
子供だとどんどんスマホにのめりこむこともあるので、親がしっかりと監視する必要もあるでしょう。

まとめ

ここではスマホ、パソコンを利用することが身長への悪影響があるのではないかという説に対しての情報、見解を書きました。

今のところ明確に使用することで害があるというような答えは出ていません。

ですが、夜更かしに繋がり、それが身長の伸びの低下につながるリスクはあります。この点に関しては十分注意していく。

またあまりに生活がスマホオンリーというようなことにならないように、他のことにも目を向けるというように考えていきましょう。

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