ごはんをあまり食べてくれない子ども、少食の子どもというのも一定数いて悩んでいるという声を聞きます。
自分の子どもが少食だった場合、今後の成長は大丈夫なのか?健康的にはどうなのかと心配になってしまいますよね。
身長を伸ばすのに大事なこととして栄養があげられています。
少食の場合、影響が出るのか?また少食を治す場合にはどのようにしたらいいのか等についてここでは説明していきます。
目次
少食だと身長が伸びないというのは本当なの?
少食の場合、身長が伸びにくいというのは本当なのでしょうか?
これは本当であるといえます。
身長には遺伝要素もありますが、後天的な要素もあり、栄養の影響を強く受けることがわかっています。
もともと伸びやすい人でも子ども時代に栄養不足状態が続くと身長は伸びなくなってしまいます。
少食であるということはそれだけ全体的な栄養の摂取量も減ってしまっている可能性が高いです。栄養分の高いものだけを食べていて後は食べないのであればいいかもしれませんが、なかなかそうもいきません。
少食でも放っておいたらそのうち食べるようになる、と考えていると実は成長に悪影響が出てしまって気付くともう遅いということも十分考えらるのです。
食べ過ぎであれば減らすことで解決はできますが少食というのは結構直すが大変だというもの。気づいたらなるべく早く対策を考えていきましょう。
子どもとのコミュニケーションをとること
うちの子どもが少食であると気付いた場合、どのような対策が考えられるのでしょうか?
ただもっと食べなさいで食べるのであれば苦労はしませんし、毎日の食事を無理やりというわけにはいきません。
少食の子どもが今何歳かということにもよってきます。まだ幼児期・小学校低学年の子どもなのか、中学生以上なのかによってもまた変わってくるでしょう。
まずは子どもとのコミュニケーションをとってみることです。
なぜ少食なのかを確認できなければ始まりません。
小さい子どもであれば、もしかすると他のことに気がそれていて食事に集中できていない、食事がどうでもよくなっているということもあるのかもしれません。
実際に子どもに聞いてみると
・味があわない
・嫌いなものを無理して食べている
・味が薄い
というような食事の好き嫌いの話が出てくるかもしれません。
好き嫌いが原因だとわかればそれだけでも一歩前進ですし、食べないのであれば別の食事で同じ栄養素をとるように変えることであったり、嫌いなものは少しずつチャレンジする等の方針を変えることができます。
何かの意志を持って食べていないのか、他の場所であれば食べるのか等問題を突き詰めてみることです。
病気が疑われてる場合は医療機関へ
少食について確認した結果、何もわからない状態になっている、または病気の可能性があるという場合は迷わずに医療機関に相談するようにしましょう。
実は少食の原因が消化器官の病気であったり、味覚障害であったりということもないとはいえません。
ネット上を調べたりすると少食の原因や改善法というのはいろいろな情報が出てきますが、もし病気関連だという場合、あまりこのような情報を見ても仕方がありません。
専門家である医師に相談して判断を仰ぐようにしてみてください。
他の子どもが改善できたからといって自分の子どもが同じ方法で改善するかはわかりませんし、好みの問題や頑張ってどうにかできない問題の場合、間違って進めることは大きな問題につながるリスクも出てきてしまいます。
何もたくさん食べてくれないのか、それともお菓子は食べるのか
子どもの少食ということを見る場合、何でもちょっとしか食べないのか、それともお菓子であれば食べるのかという点も重要です。
もしお菓子であればたくさん食べられるのに、ごはんは全く食べられないという場合、単純なお菓子の食べ過ぎというケースもあります。
3食のごはんの時間にお腹がすいていないので量を食べられないということです。
お腹がすいていないという原因は他にも運動不足であったり、活動の時間がおかしくて思うようにごはんを食べるときにお腹がすいていないということもあります。
お菓子の量を調整する、お菓子をやめることによって解決する可能性があるのであれば試してみるのもいいと思います。
原因はさまざまですが、あくまで一要因としてあるかもしれないと考えてください。
ファーストフードなら食べてくれる
通常のごはん、おかずは食べられないけど、ファーストフード関連なら食べてくれる。
そういうケースもあります。
これは味が問題になっている可能性が高くなりますね。
ファーストフードのような濃い味に慣れてしまっていて、他のごはんが食べられなくなってしまっているのかもしれません。
ファーストフードしか食べられないのは問題ですが、それでも何も食べないよりは栄養が摂れますし、成長にも良い影響を与えてくれます。
ファーストフードがいいのであれば、その中でも栄養価が高いものを選ぶ、または自宅でも同様においしい味がするようなつくりのものを適度に出す等の工夫をしてもいいかもしれません。
ファーストフード以外も考える
ファーストフード系のものしか食べられないとしても、ファーストフードであれば人並みに食べられるのであれば、まずはそこから始め、少しずつ普通の食事に戻していくというのもいいでしょう。
慣れの問題というのもありますから、普通の食事もおいしいと感じられるように少しずつ変わっていく可能性もあります。
カレーであったり、スープの中に野菜をたくさん入れて、おいしく食べながらも栄養価が高いものを作っていく方法もあります。
12歳以上になると食事の意味が理解できる
年齢が12歳以上になってくるとと、食事の意味というのを理解できるようになるという話がありました。
それまであh食べたいものを食べる、食べたくないものは食べないで少食になっていたという人も、ある程度の年齢になると食事をすることの意味がわかり、成長や健康面を意識して食事を選ぶことができるようになるというものです。
本人の意識が変われば苦手なものであっても頑張って食べたり、量が足りない場合、もっと頑張って食べる等もできるようになるかもしれません。
小さいときに少食、偏食であったからといって、必ずしもその状態が続くのではなく年齢ともに変わっていってくれる可能性もあります。
だからといって放置していいのではなく、随時コミュニケーションはとり、様子を見ていくようにしましょう。
中学生以上でも少食のケースもある
少食ということで小さい子どもを前提とした話をしましたが、中学生以上になっても少食というケースもあります。
大人になっても食べない人は本当に食べないですよね。
これにはいろいろなケースが考えられます。
本人は食べているつもりであり、それで十分だと感じていることもあります。
また食べること自体に興味がわかず、量を食べないという人もいます。
偏食度合いがいつまで経っても抜けずに決まったものしか食べられないという人もいます。
本人の意志に関係なく体質的な問題の場合もありますので判断が難しいところです。胃腸が弱くて仕方がないという場合もあります。
お腹がすかないということであれば運動をするとお腹はすきやすくなります。普段からの行動量が少ない場合は運動を試してみるようにしましょう。
女子の場合、意図的な小食に注意
女子の場合、わざと少食にしている場合があります。
本当はもっと食べられるのにわざと食べる量を意図的にセーブしているというものです。
それはダイエットをしたい、太るのが怖いということをそうしていることがあります。
モデルのようなスタイルを目指すあまり食べる量を減らしていて、いつの間にかそれが当たり前になってしまっているケースです。
またダイエットをすることがカッコイイ、少食である方が女性として良いというような価値感を持ってしまっているかもしれません。
ダイエットを成長期にするというのは非常に危険なものになってしまいます。もともと食べ過ぎで本当に太っている人がするダイエットと、細い人がするダイエットでは意味合いが全く変わってしまいます。
ダイエット目的ということであれば食べないのではなく、運動によって痩せることを狙うようにしていきましょう。
この時期にダイエットをしたばかりに成長に影響が出たり、肌質が悪くなったりということは避けたいものです。
少食でも今の日本で不健康ということは少ない
少食で心配、困るということはあっても、実際のところ今の日本において少食すぎて不健康で大変なことになるというのは少ないです。
本当に病気として食べられなかったり、食べないにしても異常だという場合は医療機関で診察を受けた方がいいですが、そうではないレベルの少食の場合、問題なく大人に育っていくことは多いです。
さすがに小食すぎて倒れるということはありませんし、本人もコントロールしていきますし、友達等と触れあう中で食事についても社会性を学んできて、そんなに問題となることはありません。
ですが、身長の伸びという点で見ると、小さいまま止まってしまう可能性は高くなってしまいます。
少食なのに身長が高い、体が大きいというのは少ないです。
遺伝的に大きくなりやすいという人もいますので絶対ではありませんが、やはり少食の人は体も小さくなりやすいですし、理論的に考えても成長するために与えられているエネルギー量が少ないことになりますので期待できないことになります。
背が低くてもそれはそれで別にいいという人であれば問題はありませんが、そうでない場合も結構あるのかなと思います。
健康上は問題ないというのと、身長を伸ばせるのかというのはまた別の問題となってくるのが難しいところです。
成長を考えるのあれば身長サプリメントはあり
子どもの成長を考えている、子どもが少食であるという場合ですが、身長を伸ばすサプリメントのようなものを使って栄養を補給するというのは良い方法だと考えます。
サプリメントなんて使いたくない、頼りたくないという方もいるかもしれませんが、普段の食事でカバーできないのであれば別の方法を考えていくしかありません。
栄養分を摂ればそれだけ身長を伸ばせる可能性が高まります。具体的に不足している成分がわかっているのであれば単体のサプリメントでもいいと思いますが、成長に重点を置きたいということであれば、最初から身長を伸ばすために作られているサプリメントを選ぶのが一番です。
サプリメントの場合、栄養を摂るということについては通常の食事と一緒であっても、飲むのに食事とは違う方法になるというのがポイントです。
お腹がいっぱいであってもサプリメントを飲むことはできるでしょう。
物理的にサプリメントが飲めないということは考えにくいです。
身長サプリメントは粉末ジュース系のものが多いですが、苦手であれば錠剤型のものも販売されています。
食べられない分、別の方法でカバーしていけば、完璧とはいえないかもしれませんが、それでも普通の人のように身長を伸ばしていける可能性は高まると考えられます。
まとめ
ここでは少食の場合の原因と対策について取り上げてみました。
この記事を作るにあたって、いろいろな情報を調べてみたのですが、正直この少食改善という分野についてははっきりした回答がないものがほとんどでした。
食べ過ぎの大人が食べる量を減らしたり痩せる方法というのはあっても、食べない子どもが食べるようにする方法というのは非常に少ないようです。
単純にお菓子の食べ過ぎであったり、好き嫌いが多い等のことであればなんとかなりそうというところもありますが、世の中そのような人達ばかりではなく、なぜか食べられない等の難しい問題を持つ人も多くいます。
サプリメントで栄養補給というのも現実的な方法としてはありだと考えています。
一言で少食といっても原因はさまざまですので、なかなか解決するのが難しいことになるとは思いますが、一つ一つ問題を見出して解決に向けて頑張っていきましょう。
・身長を伸ばすのであればプラステンアップαのサプリメントもおすすめです。
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