成長ホルモンとソマトメジンCで身長が伸びる?増やすことはできるの?

子供の身長の伸びが気になっている。
まわりより小さいため、どうにかして伸ばしてあげたい。

そんな思いで身長を伸ばすことを調べていると成長ホルモンの分泌が重要だというような話が出てきます。

そして新しく出てくる言葉にソマトメジンCというものがあり、このソマトメジンCが身長を伸ばすのに作用しているという事実が出てきます。

ソマトメジンCとはどういうもので、上手く活用して身長を伸ばすことができるものなのでしょうか?

身長を伸ばす大前提は成長ホルモンを分泌させるということ

身長を伸ばすということに対しての大前提は成長ホルモンを分泌させるということです。

黙っていても勝手に身長が伸びていく、何かの刺激を受けることによって身長が伸びていく。

身長の伸びというのはいろいろな見方ができますが、基本的には脳からの成長ホルモンによる指令によって身長が伸びています。

この成長ホルモンがなければ体の成長は成り立たないのです。
筋肉を鍛えればその部分の筋肉がつく等があっても、脚を鍛えれば脚が伸びるというようなことはありません。

成長ホルモンを分泌させるための行動を多くとっていくことが身長を伸ばすのに大事なことになります。

ソマトメジンCの役割とは?

成長ホルモンについて調べていると出てくるのが「ソマトメジンC」です。
これは何かというと、成長ホルモンから指令を受けて実際に身長を伸ばすために動き出す物質です。

このソマトメジンCは肝臓で作られます。まず脳下垂体で成長ホルモンが分泌させると、その成長ホルモンは肝臓に到達します。

そこでソマトメジンCという物質を生成し、骨の骨端線と呼ばれる成長軟骨に作用して骨を伸ばしてくれます。

ソマトメジンCというのは成長を促す新物質というわけではなく、身長を伸ばす仕組みの中に使われている一部分で、成長ホルモン分泌の次に行われていることなのです。

肝臓が身長を伸ばすのに大事な部位であった。このことは一般には知らないという人がほとんどかもしれません。

過度な筋トレでソマトメジンCの分泌に影響が出る?

筋トレをしすぎると身長が伸びにくくなる。
そういう話を聞いたことがある人も多いと思います。

この話は都市伝説的なところがありますが、裏付けとなる話としてこのソマトメジンCが関わってきます。

ソマトメジンC(別名IGF-I)は骨が成熟し終わって身長が伸びきった状態になると、今度は筋肉に作用して、筋肉量を多くするというような働きがあるのです。

これは成長期の人と大人の筋肉量が全く異なるということからも言えるものです。

まず身長が伸びきって大人の体になってからでないと筋肉というのはつきにくいようになっているのです。子供時代に筋肉ムキムキで見るだけで筋肉がわかるというような人を見ないのはこの理屈が関係してきます。

ここから派生する話ですが、あまりに筋トレをしすぎると、ソマトメジンCが骨の成長を促すのではなく、筋肉の成長の方に向かってしまい、身長が伸びなくなるということです。

このため子供時代に過度な筋トレをすることは良くないとされています。

ただし、ここで言っているのは本当にあまりにも過剰な筋トレ、道具を使った筋力トレーニングであり、一般の人が部活動で行うような筋トレがすべてNGということを言っているのではありません。

一般レベルの筋トレや運動というのは身長の伸びを止めるのではなく、むしろ身長を伸ばす効果があるということは覚えておきましょう。

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2019年12月1日

ソマトメジンCを分泌させる方法は?

身長を伸ばすには成長ホルモンを分泌させればいい、そしてソマトメジンCを分泌させればいい。

これが答えになるわけですが、ソマトメジンCを分泌させるような方法はあるのでしょうか?

肝臓から出る成長因子ということで、肝臓に問題があれば、分泌されなくなるということが起こるようですが、逆にもっと分泌させることはできないのか?

調べてみると端肥大症や下垂体性巨人症というような病気の人で異常値として伸び続けるという人はいるようですが、一般の人が上手くコントロールして分泌を促すというような方法はなさそうです。

ソマトメジンCは成長ホルモンからの作用によって分泌されるもので、成長ホルモンの分泌を促していけば、それに連動してソマトメジンCの分泌も促されることにはなりますが、ソマトメジンC単体でどうにかするというのは、少なくとも一般人がどうにかできるという話ではないようです。

成長ホルモンを分泌させるためにできることは?

身長を伸ばすための構造としてソマトメジンCが出てきたわけですが、自分達でより伸ばしていこうとすると、ソマトメジンCではなく、成長ホルモンを分泌させることを考えなければいけません。

そのためにできることといえば、もう本当に基本的なことになってしまいますが、栄養・運動・睡眠の生活リズムを見直していくということです。

まだ子供が小さい状態(小学生以下)でまわりと比較して小さいというレベルではない小ささ、クラスで1番前であり、あまりにも小さいということであれば専門のクリニックで検査してホルモン治療を受けるというような方法も出てきます。

おそらく大半の人はこのクリニックでの治療の基準には該当しない、小さいけれど、病気というレベルではない範囲になるかと思います。

そのまま大人になっても身長が低めなだけで日常生活に支障がでるような範囲ではないとうことです。

でも、実際に子供がそれでは困るわけですよね。
そうすると自分達でできる見直しということで、栄養・運動・睡眠の部分をなんとか改善して成長ホルモンが分泌しやすい状態をつくるしかないというわけです。

適度な運動はむしろ成長ホルモン分泌に必要なこと

成長ホルモン分泌を促進させるためには運動は必要なものになります。

過度な筋トレはNGという話が出てきますが、あれは本当に過度と呼ばれるレベルであり、重量トレーニングをしている、あまりにも体を酷使するような筋トレを続けているというレベルの話であり、普通の運動は必要なものです。

ただたくさんご飯をたべてごろごろしているだけでは成長ホルモンは完全には分泌されません。ある程度体を動かして、体を刺激するということが大事なのです。

身長を伸ばすにはジャンプするなどの縦の運動が良い等ともよく聞きます。バスケットボールやバレーボールはまさにその縦の運動となってきますし、そうした特定のスポーツをやらなくても、縄跳びであったり、ジャンプするだけでも意味があるのです。

また飛ぶだけが効果的な運動というわけではなく、ジョギングやウォーキングも成長ホルモン分泌には役立つということになります。

運動部に入っていないと身長が伸びないなんてことはありえません。世の中には文化系の部活をやっていて身長が高い人はいくらでもいます。

運動はあくまで身長を伸ばす一要素でしかありませんが、運動時に成長ホルモンがより多く分泌しているというのは事実。身長が気になるなら何か動くことをはじめてみるのもいいことです。

睡眠も成長ホルモン分泌には必要

成長ホルモン分泌に大きな役割を果たすのが睡眠です。
寝る子は育つという言葉がある通り、よく眠っている子は成長ホルモンが活発に分泌し、大きく育つ可能性が高くなります。

ただ眠るだけではなく深い睡眠であることが必要です。

日本人の子供は欧米の子供と比べて睡眠時間が短いという話もあります。適切な時間、子供が寝るのにふさわしい時間にきちんと寝て睡眠がとれていますでしょうか。

子供が夜更かしをしてしまうということもありますし、今では大人が子供と一緒に遊んで結果夜更かしになってしまっているというような話もあります。

大人が進んで子供を夜更かししてしまっているのであればどうしようもありませんよね・・・。

子供にも子供のつきあいがあって、夜遅くに話すというようなこともあるかもしれませんが、身長を本当に伸ばしていきたいとのであれば、しっかりと夜は早く眠るという習慣をつけることが大事です。

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2019年12月2日

栄養で成長ホルモンを促進できるのか?

栄養をとることによって成長ホルモンを促進させることはできるのか?
これは「できる」というのが答えです。

世の中に成長ホルモンを促進することができる成分があり、その成分を配合したサプリメントというものも多く販売されています。

また日常の食生活の中でも栄養は身長を伸ばす際のポイントとなってきます。

良く食べる子は良く伸びるというのは正しいです。ここで食べるというのはおやつであったり、ジャンクフードを食べるというのではなく、しっかりとしたごはんのおかずを食べるという意味です。

食事からはたんぱく質、ビタミン、カルシウム、マグネシウム、鉄分というような身長を伸ばす基本となるような栄養を摂ることができます。

この食生活が偏ってしまうと、不足している部分が穴となって成長ホルモン分泌が衰えてしまい、身長が伸びなくなるということが起こります。

単にお腹いっぱいに食べていたとしても、それはただカロリー摂取をしているだけで、実際には栄養としては全然足りていないということもあるわけです。

大人になってからは好きなものを食べたり食生活で偏っていても仕方がない部分もありますが、成長期の人にとって栄養の偏りというのは非常に危険なものになってしまいます。

子供が食べるごはんは親が用意するものになりますし、栄養のことをきちんと考えてごはんをつくりたいものです。

ソマトメジンCを改善するサプリはあるの?

ソマトメジンCをより多く分泌させるために自分達でできることというのはないということを言いました。

では、サプリメントの成分等によって、このソマトメジンCの分泌を促進することができるようなものはあるのでしょうか?

これも残念ながら現時点でソマトメジンCに関するサプリメントというのは販売されていません。

おそらく今後としても、そもそもそういった物質があるのかどうかという問題もあり、サプリメントの需要の問題からもソマトメジンCに関連するようなものが販売される可能性は低いでしょう。

その代わり成長ホルモンを分泌させるということに関しては多くの研究が行われており、各サプリメント会社が「身長を伸ばすサプリメント」として販売しています。身長を伸ばすサプリメントは薬局ではなかなか販売は行われていませんが、通販で購入することができるようになっています。最近では大手企業も身長を伸ばすサプリメントの分野に進出してきていることもあり、信頼度も上がってきています。

本気で伸ばしていきたいのであればこのようなサプリメントを比較検討してみるというのもいいでしょう。

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2019年10月21日

現状の中でできることをやるしかない

ソマトメジンCという物質が成長ホルモンを調べると出てくるので、このソマトメジンC自体を増やすということができたらということですが、今のところ分泌量を増やす方法というのはありませんでした。

身長を伸ばしたいのであれば現状の中でできることをやるしかありません。

大人になってからなんとか身長を伸ばそうとあがいてももうどうしようもないということがほとんどなのと一緒で、身長を伸ばせる時期は基本的には子供時代しかありませんし、そのためにできることも限られています。

それにも関わらず子供時代、不健康な生活を送る、栄養不足な生活を送る、運動や睡眠が足りていない生活を送る人が多すぎます。

このことが後々の身長数cmのダメージへとつながるかもしれないのです。後で身長を後悔することのないように今できることを精一杯やっておくようにしましょう。

まとめ

ここでは成長ホルモンとその成長ホルモンから到達する先にあるソマトメジンCの働きについて説明しました。

ソマトメジンCの働きというのはあるものの、今自分達ができることというのは結局成長ホルモン分泌を促進することだけです。

身長は遺伝によって決まる部分も大きいですが、そうでない部分も多いということは医学的にも説明されています。

生活環境によって将来の身長が変わるのであれば、できることはすべてやっておくということ。

特に身長に自信がないのであれば、まだ伸びをコントロールしやすい小さい子供のうちから親がしっかりと見ていき、中学・高校と大人になるにつれても成長をしっかりと見守ることが大事なのです。

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